台風の大雨、夏の長い天干、雷雨の襲来などをようやく乗り越え、4月に生まれた金魚の赤ちゃんは、最終的に3匹が生き残った。
既に5〜7cm、赤い色をしており、夏の終わり頃にはドラム缶の親金魚達と合流する事になる。
その親金魚達だが、赤茶けたドラム缶で一匹が見えなくなった。
これで、親金魚は5匹、子供金魚が3匹となり、合計8匹である。近頃は、子供金魚3匹がえさを与えると食べに出てくるようになっている。まだ野性味は残っているが、次第に飼い慣らされる環境になっていくのであろう。
ドラム缶に移ると金魚達は、人間の足音や声だけで上に上がってくる・・。
熱暑の夏が過ぎると生存の危機がなくなり、次の夏までは平穏な日々が続くのである。ただ、経営環境と同じで、来年の事はわからない・・。
【ブログ『土のうた』平成17年8月25日「金魚の現在」より】
台風11号の豪雨でドラム缶の金魚が一匹流されていた。
気が付くのが遅かったが、一番大きな金魚なので寿命なのかもしれないと考えている。隠れる場所もあり、他の金魚は何ともなかったのであるから、抵抗力がなくなっていたものであろう。
これで、親金魚4匹、走り回っている子供金魚が3匹、合計7匹となった。昨年より一匹増えたという事で納得するしかない。
【ブログ『土のうた』平成17年8月27日「台風一過に思う(金魚流出)」より】
中村 雄兒